2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ABC翻訳教室・第5回

60 Years Later: Coming Through the Rye作者: John David California出版社/メーカー: Nicotext Ltd発売日: 2009/09/15メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (3件) を見る今回の課題は、サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ(The Catcher…

マンガ『テルマエ・ロマエ』2巻

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)作者: ヤマザキマリ出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2010/09/25メディア: コミック購入: 59人 クリック: 1,042回この商品を含むブログ (339件) を見るルシウスの律儀で大げさなリアクションがいちいち面白…

体験レッスン記

チェロの体験レッスンに行ってみたので、その記録。1) 大手教室: とある大手の音楽教室の無料体験レッスン。先生は音大卒の若い男性。授業のペースはわりとのんびり。生徒は先生に合わせて弾く。ボーイングとかフォームのチェックはとくになし。こっちから…

『隣の病い』他

隣の病い (ちくま学芸文庫)作者: 中井久夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/03/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (18件) を見る中井久夫さんのエッセイ集。サリヴァンの統合失調症論、旅行記やギリシャ詩人解題など、話…

『私の日本語雑記』

私の日本語雑記作者: 中井久夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/05/29メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 55回この商品を含むブログ (17件) を見る新聞書評で見て気になっていた本。これで中井久夫さんのお名前を知り、みすず書房から出ている随筆集…

「ハーバード白熱教室」in Japan

東京大学・安田講堂で開催された「ハーバード白熱教室 in Japan」の放映を観ました。2コマの講義で、前半はイチローとオバマの年俸格差や裏口入学について、後半は世代を越えて戦争責任は継続するか?という話題を軸に、参加者のあいだで熱い論議が交わされ…

奄美大島

3泊4日で奄美大島へ旅行しました。少し曇ったり、風が強かったりしたけど、おおむね良いお天気だった。1年ぶりのダイビングは、なかなか感覚がつかめなくて、去年ほんとにライセンス取れてたのかね……ってくらい、すっかり忘れ去っていたのでした。 あとは、…

ヒップとは?

タワレコ渋谷店の「ヒップ〜アメリカにおけるかっこよさの系譜学」刊行記念イベントに行って来ました。佐藤良明さんと宮沢章夫さんの対談。のーんびりと始まり、宮沢さんの編集によるヒップ映像の数々(『イージーライダー』『ビデオドローム』とか、ベルベ…

『メイスン&ディクスン』

トマス・ピンチョン全小説 メイスン&ディクスン(上) (Thomas Pynchon Complete Collection)作者: トマス・ピンチョン,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/06/30メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 383回この商品を含むブログ (53件) を見るトマ…

初めての薪能

ご近所の薪能を見に行ってきました(自転車で)。野外公演は初体験! 宵空に舞う火の粉が幻想的でした。狂言はユーモラスな鬼が登場する演目。ほのぼのとして、けっこう笑えた。能は修羅物ではなく、憑物能という珍しいジャンル。巫女に神様が取り憑き、ひら…

Bondi Books

久しぶりの神保町ぶらぶら(でも時間はあまりない)、洋書専門店のBondi Booksを覗いてみた。細い階段をあがった2階にある。外国の古本屋さんみたい。雰囲気あって素敵な小空間だった。雨だったから、濡れた傘で稀覯書を汚してしまわないか、冷や冷やした………

東京駅のイノダコーヒ

大丸東京にイノダコーヒの支店がある?!というので、一度行ってみたかったのです。赤を基調としたシックな内装。カウンター席が多く、おひとりさまも入りやすそうな雰囲気。あのなつかしい(ミルクとお砂糖つきの!)コーヒーと、くるみと栗のタルトをオーダ…

上村松園展

竹橋の近代美術館へ。上村松園の回顧展をがっつり拝見。年代順に代表作が並べてあり、とても見応えのある展示だった。100年以上まえに、職業画家として一人の女性がこれだけの作品を残していたのは、やっぱりすごいことなのでは?!と感じる。お客さんも圧倒的…

レモン味のメロンパン

パン教室でメロンパンを焼きました。でも味付けはレモン果汁。焼きたて、おいしくてうっとり。終わった後は吉祥寺でダラダラすごす。先月、中古マンション探そうかなって言ってた友だちが、もう物件を決めていて、その行動力にビックリした(笑)。

『リトアニアへの旅の追憶』

ジョナス・メカスの記録映画を見てきた。コンセプトは当時とても進んでいたと思うけど、今もアート的な価値があるのかは、わからない。現代のアート感覚に与えた影響は大きそう。ただ、私自身はメカスの自己憐憫くさい語調が少しニガテです。結局、自分だけ…

どうなる電子書籍?

電子書籍がらみの本を、あれこれ読んでみました。今後の動向が気になる。紙の本もすぐにはなくならないでしょうが、iPodみたいに、ひとり1台はリーダーを持ち歩く時代が、もうそこまで迫ってきているのかも。楽しみですねー。もう本棚整理に悩まなくてすむ、…

ミランダ・ジュライの短編集

いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)作者: ミランダ・ジュライ,岸本佐知子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/08/31メディア: ハードカバー購入: 16人 クリック: 533回この商品を含むブログ (103件) を見るまだ読み途中だけど。三省堂本店の…

『フェアウェル さらば哀しみのスパイ』

クストリッツァが旧ソ連のフランスびいきなスパイ役を好演。おもったより芝居はおとなしめ(笑)。顔がよい。男の色気っていうか、自分の生き方を皮膚に刻んできたような、説得力がある。親子のきずなとか、モスクワ駐在フランス人との友情とか(お約束では…

ひと区切り

チェロの発表会が終わった。バッハのメヌエットNo.3で、1〜4ポジまで出てくる指使い。出だしのテンポが速すぎて、音が雑になっちゃった……。音程は何カ所かズレてたけど、まあまあなほうかなあ。今月からは新しい先生を探すつもり。心機一転です。

『ブリキの太鼓』

ブリキの太鼓 (池澤夏樹=個人編集世界文学全集2)作者: ギュンター・グラス,池内紀出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/05/14メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (23件) を見るギュンター・グラスによる、奇怪な寓意にみち…

吉&西荻

早起きして、10月号のクーリエ読書会@吉祥寺に参加。(眠くて)自分はたいして発言しなかったけど、いろいろと面白い話が聞けてよかった。その後、図書館へ寄って『講義アメリカ文学史』の必要な項目を急いで読んできた。 お昼は西荻で友だちと待ち合わせ。…

『外国語上達法』

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)作者: 千野栄一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1986/01/20メディア: 新書購入: 32人 クリック: 345回この商品を含むブログ (83件) を見る外国語を効率よくマスターするには「文法と語彙」だと説かれています。まずは基本…

『瞳の奥の秘密』

アルゼンチン発のミステリー映画。リタイアした検事が、20年前の事件を回想して小説に仕立てていく。どこまでが事実で、どこからが脚色なのか。過去と現在のストーリーが二重らせんみたいにからみあって進む。主人公の相棒のパブロさんがいい味出してた。映…