2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

小宮山書店

学生時代から好きだった小宮山書店を覗く。1Fが写真集、2Fが美術書など。M2Fが文庫と新書。以前の1Fは日本の小説が中心だったけど、何年か前に大幅なリニューアルがあったみたい。若い世代にも入りやすい雰囲気。

『嘘の法則』

チェコセンター主催の上映会(第16回「チェコっとシネマ」)で鑑賞。'06年制作のシリアスなチェコ映画。とある青年が薬物中毒のグループセラピーに参加するが、誰もが怪しげな過去を隠し持っている。密室での対話シーンは舞台劇のよう。フラッシュバックを多…

『スラヴォイ・ジジェクによる倒錯的映画ガイド』

スラヴォイ・ジジェクはスロヴェニア出身の思想家。原題を直訳すると「変態のための映画ガイド」……面白かったです。人の無意識の領域を、どのように映像で表現しているか? ヒッチコック、リンチ、チャップリンなどの映画を引用して、丁寧にお茶目に解説して…

ジョン・ダワー退官

朝日新聞にジョン・ダワー教授のインタビュー記事が出ていた。この6月でMITを退官なさるそう。大戦後のアメリカで、アジア研究分野がどのような困難を乗り越えて進んできたか、というお話など興味深かった。ダワーさんが文学(森鴎外)研究から出発したこと…

『第九軍団のワシ』

第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)作者: ローズマリサトクリフ,C.ウォルターホッジス,Rosemary Sutcliff,猪熊葉子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/04/17メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 8回この商品を含むブログ (22件) を見るサトクリフの出世…

ABCの翻訳教室

青山ブックセンターの翻訳教室が開講。たくさん受講者がいてビックリした。翻訳に興味をもってる方、多いんですね! 研究社Online Dictionaryの使い方とか、あと面白そうな本をいろいろ教えていただいた。翻訳教室作者: 柴田元幸出版社/メーカー: 新書館発売…

関西旅行・三日目

京都の四条河原町へ。天気もいいし、JR京都駅から歩いてみたら、けっこう時間がかかった。(碁盤の目の、一マス分の距離をナメてはいけない。)気になっていたミナ・ペルホネンを訪ねてみた。レトロな建物に入ってます。ディスプレイとか可愛すぎ。フィッテ…

関西旅行・二日目

この日は宇治へ。世界遺産となった平等院鳳凰堂を見てきた。十数年ぶり? 繊細な建築で、空間の抜けがよいというか……壁面が少ないので、全体が軽やかに見える。飛天たちの木彫も美しかったー。グッズがおしゃれで、つい買い込んでしまった。 遅めのお昼(茶…

関西旅行・初日

日曜早朝の新幹線で大阪へ。すごくいい天気。なんばの松竹座で観劇した後、心斎橋大丸で友人と合流し、チャルカさんを覗きに行った。友人からは、某芝居の楽屋話をいろいろと聞かせてもらう。

團菊祭五月大歌舞伎

松竹座で昼の部を観劇。一階席に座るのは初めて。舞台が近くて見やすかった! 菊之助の玉手御前は初役だそう。前半、ほとんど人形振りに見えるくらいメリハリのきいた所作。気合い充分で面白かった。衣装は珍しくて、襦袢の片袖がかなり長く見えてる。着物も…

細川家の至宝展

菱田春草の「黒き猫」が16日まで展示とのことなので、慌てて行ってきた。去年の歌守展の藤原家も「保存」にかける熱意がすごかったけど、細川家もすごい。能楽系の衣装や面のコレクションがすばらしかったです。保存状態もよいし、センス抜群で見とれちゃう…

『ユング心理学入門』

ユング心理学入門作者: 河合隼雄出版社/メーカー: 培風館発売日: 2010/04メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブログ (1件) を見る河合隼雄さんが60年代に上梓したユングの入門書。今年再版されたので購入。導入部は用語がとっつきにくく…

ユリイカ・米原万里特集

ユリイカ2009年1月号 特集=米原万里作者: 沼野充義,佐藤優,多田富雄,池内紀,秋山豊寛出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/12/27メディア: ムック購入: 13人 クリック: 42回この商品を含むブログ (20件) を見る本屋でざっと立ち読みしてきた。米原さんと沼野…

パン教室

パン教室の第一回め。くるみパンとレーズンパンを焼きました。かなり楽しい!生地をいじってると癒されるー。終了後、友だちと夢中で話してたら夜になっちゃった。バリバリ働いてる人は世の宝ですな……。パワーを分けていただいた。

マンガ『虫と歌』

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)作者: 市川春子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/11/20メディア: コミック購入: 59人 クリック: 1,409回この商品を含むブログ (275件) を見る淡々としてて色気のあるマンガ。白と黒、光と影の対比がなまめかしい…

レンピッカ展

ポーランドの名家出身、パリに亡命して1920年代に活躍した女性画家・レンピッカの回顧展。おもしろかった! 肖像画がすばらしい。近寄って凝視するとパーツはすごくリアルなのに、遠目で全体を見るとイラストっぽい。そのへん、近代日本画の手法とよく似てる…

一誠堂書店

神保町ぶらぶら、今週は一誠堂書店で、高峰秀子の写真集を立ち読み。電車が遅れていて混んでおり、ひどく疲れたので、B&Bで一服してから翻訳教室へ行った。

ヴァシリエヴァのショパン

今年の「熱狂の日」はショパン特集。国際フォーラムで、女性チェリストのタチアナ・ヴァシリエヴァの演奏を聴いてきた。理性的なのに途中からどんどんボルテージが上がっていく……。フランスの曲はジャズっぽくてオシャレだった。ショパンのソナタはひたすら…