『ユング心理学入門』

ユング心理学入門

ユング心理学入門

河合隼雄さんが60年代に上梓したユングの入門書。今年再版されたので購入。導入部は用語がとっつきにくく、理解するのが難しかった。後半、自我と自己、アニマとアニムスや影の話なんかが出てくると、「ゲド戦記」みたいですごく面白い。オカルト面などは極力省いて、日本人にわかりやすいように紹介してある。
ユング伝

ユング伝

あと『ユング伝』にもざっと目を通してみた。図版も多くて読みやすい。フロイトとの邂逅/別離が大きく取りあげられてた。
自伝は難解すぎてザセツ。どこかに解説書はないものかしら……。