2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

吉村順三『火と水と木の詩―私はなぜ建築家になったか』

火と水と木の詩―私はなぜ建築家になったか作者: 吉村順三出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/11/01メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る何かと気ぜわしかった連休中、くつろいで読むことの出来た一冊。生活、住まい…

『少将滋幹の母』『蓼喰う虫』

谷崎潤一郎『少将滋幹の母 (新潮文庫)』、『蓼喰う虫 (新潮文庫)』を続けて読む。『少将……』は晩年の作。『蓼喰う虫』は昭和初期の作。モダニズム風味あふれる。テーマの分裂、過渡期、といった評語があたりそう。岩波文庫版の挿絵がよいらしいので、そっち…

イッサーリスのリサイタル

仕事の後、横浜へすっ飛んで行って、スティーヴン・イッサーリスのチェロ・リサイタルを聴いてきた。神奈川県民ホールは昭和っぽさの残る建物で、しっとりと落ち着いた雰囲気。前方の席だったためか、めずらしくステージを見上げる形でした。こんないい席で…