『フェアウェル さらば哀しみのスパイ』

クストリッツァ旧ソ連のフランスびいきなスパイ役を好演。おもったより芝居はおとなしめ(笑)。顔がよい。男の色気っていうか、自分の生き方を皮膚に刻んできたような、説得力がある。親子のきずなとか、モスクワ駐在フランス人との友情とか(お約束ではあるけど)、じーんとくる場面もあって、いい映画だった。