『リトアニアへの旅の追憶』
ジョナス・メカスの記録映画を見てきた。コンセプトは当時とても進んでいたと思うけど、今もアート的な価値があるのかは、わからない。現代のアート感覚に与えた影響は大きそう。ただ、私自身はメカスの自己憐憫くさい語調が少しニガテです。結局、自分だけ助かって、NYで脚光を浴びてたわけでしょう……。誰かが発言しなければ、悲しい事実そのものが埋もれてしまうから、発言すること自体は咎められないけどね。
私は表現者より、行動する人たち(そして声もなく消えていった人たち)のほうに共感していたい。
どこにもないところからの手紙 (Le livre de luciole (55))
- 作者: ジョナス・メカス,村田郁夫
- 出版社/メーカー: 書肆山田
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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