80年代のニューヨーク

夜、茅場町森岡書店へ。大竹昭子さんのニューヨーク写真展が開幕し、ご本人によるギャラリートークを聴いてきました。ウクライナ人のコミュニティにあるアパートで暮らした当時のお話、面白かったです。床をべりべりはがして、10枚以上もリノリウムの地層を掘ったとか。家具つきでだいたいそのまま使ったけど、先住者がご臨終を迎えた、天蓋付きの立派なベッドだけは処分したとか。
モノクロ写真、どれも素敵でした。独特のぶっきらぼうさが……大竹さんの文体にも通じる、という感じがして。