『大奥』

よしながふみの傑作マンガの映画化。とても正統的なテレビ時代劇の延長みたいで、わりと安心して見ていられたのですが。原作を知ってると、随所でミスキャストが目についてしまう……。美術はすばらしかった。かちっとしすぎない(最近の流行らしい)着付けも好み。あと、タテの場面が格好よかったです。
何というか、文句のつけようがあまりないんだけど、食べたかったのはこの味じゃない気がする……という感じの映画でした。