『倫敦から来た男』

ハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督の新作。モノクロ映画。光の加減や画面の構図、人物の配置など、すべて計算し尽くされた感じで、前半は緊密に進んでいくのだけど、後半は(椅子をもって踊るおっさん達の場面が終わった辺りから)監督、ちょっとこの作品に飽きてきてない……?と、ふと思いました。気のせいかしら。今回も音楽(効果音も含めて)とてもよかったです。