『旗本夫人が見た江戸のたそがれ』

旗本夫人が見た江戸のたそがれ―井関隆子のエスプリ日記 (文春新書 606)

旗本夫人が見た江戸のたそがれ―井関隆子のエスプリ日記 (文春新書 606)

読みやすくて面白かった。前半の仲良し家族の描写が楽しい。ほのぼのと月見したり、お酒飲んだりしてる。この人は後妻だったから、晩年ともに暮らした家族って、血のつながりが全然ないという。いい話だ。江戸時代、「家族」という仕組みは今より洗練されていて、うまく回っていた面もあるのかな。