「浜田知明の世界」展

数年ぶりに葉山へ。浜田知明さんの展覧会を見てきた。90年代以降の新作は、ほとんどが彫刻だった。92歳でご健在。まだまだご活躍中であることがわかって嬉しい。
「初年兵哀歌」シリーズには圧倒されました。精神の深い闇をぐんぐん底まで潜って、ふたたび浮上してくる時のような。ひどく衝撃を受けた心が回復してゆく過程を見るかのようでした。70-80年代にかけては、人間性や心の本質にするどく迫る冷笑的な作品が多い。会場の解説にも「精神分析的」という言葉が使われていた。
お若い頃の署名は「TOM」さん。
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