ポーの短編

比較的新しい訳でエドガー・アラン・ポーを読む会。原文も少しずつ読んでいきたい……。

黒猫・アッシャー家の崩壊 ポー短編集? ゴシック編 (新潮文庫)

黒猫・アッシャー家の崩壊 ポー短編集? ゴシック編 (新潮文庫)

奇をてらわず、するすると読みやすい現代語になっている。ポー入門編としても、独特なゴシック世界にスーッと導かれるようなセレクトだった。
エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)

エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)

西崎さんの訳は短編ごとに工夫を凝らしてあって、繊細で美しい工芸品を見るよう。ポーの原文よりだいぶ抑制のきいた美しい日本語ではないでしょうか? 巻末の解説と評伝も読みごたえあって面白かった!
黒猫/モルグ街の殺人事件 (岩波文庫 赤 306-1)

黒猫/モルグ街の殺人事件 (岩波文庫 赤 306-1)

以前の定番訳も参考までに。「黒猫」をざっと見たら、まだそんなに古い感じはしないけど……。
黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)

黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)

これも読まなくちゃ。